◇本書内容                  

序 章 越境する沖縄女性
       鉄砲伝来と琉球婦人、沖縄女性の「移住欲」、
       越境する沖縄女性
第一章 女性学とは何か?
       女性学の誕生、ジェンダーの発見、
       ジェンダーとエスニシティの複眼
第二章 沖縄女性史概観
       世界的にも珍しい女性中心の祭祀組織、
       伊波普猷が描いた沖縄女性像、ほか
第三章 「沈黙」を語る
       ある沖縄移民女性の沈黙、女人禁制
       の由来を説く物語、語るための枠組み、ほか
第四章 幻の女性作家・久志芙沙子
       「人望というのはこの人のためにあった言葉」、
       筆禍事件、久志芙沙子という神話、ほか
第五章 消費される沖縄女性
       誰が沖縄女性の声を聞き届けられるか、
       スーザン・セレドへの批判声明文、ほか
第六章 「おきなわ女性学」へ    
       「異端」の語り、「おきなわ」の語り部、
       「おきなわ」を語る空間をつくるために、ほか

【付録】 久志芙沙子略年譜/本書関連年表/参考文献  
Close